『泣いた赤おに』を読んで

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dokusyo11

節分の頃になると、このお話を思い出します。

『泣いた赤おに』 教科書にも掲載されて、有名なお話です。

私は、このお話のイメージが強いので、鬼を悪者と思えません。
鬼は優しい。人間の心の中の方が鬼が潜んでいるのでは。

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『泣いた赤おに』のラストシーンの涙の意味

娘も、小学校に入り、読み聞かせの会で知ったそうです。
いつだったか、帰ってきて話してくれました。

『本当は、鬼は、いいやつで、人間が悪いやつなんだよね』って。

うーん・・・そんな、単純な話ではないのですが(^_^;)

このお話、ラストシーンが切ないので、ずーっと心に残ります。
ハッピーエンドではないんですね。

教科書に出てくる物語って『ごんぎつね』のように、ラストが悲しくて、それについて
クラスみんなで話し合う、考えさせるような作品が多いですよね。
いろんな考え方ができる作品。
いつも、勝手に、ラストを書き換えてしまいたい気分でした。

娘の言った通り、人間は、疑い深く、見た目で判断し、本当の良さを見抜けない。
鬼は、どこまでも優しい。そんな話であるのかもしれないです。

青鬼は、人間と仲良くなりたい赤鬼の為に、芝居をし悪役になり、書置きして、いなくなってしまいます。

しばらくして戻って、また、親友として仲良く暮らしましたとさ。
ではなく、その後、再会することはありませんでした。で終わりです。
永遠のお別れなんです。

友情を描いた感動作ですね。

『ラストシーン、どうして泣いたと思う?』 って娘に聞きました。

『そこまで、自分のことを考えてくれて嬉しいのと寂しいので泣いた』と答えが返ってきました。

嬉しいのかな?

自己犠牲です。これ、赤鬼さんは、その後、幸せなのかな?

こんなきっかけでもないと、仲良くなれない人間達より、赤鬼と青鬼の友情の方が
はるかに大切で、二人で仲良く暮らし続けた方が、二人とも幸せだったと思うんです。

人間とも、みんなと仲良くなりたい。そんな気持ちよりも、近くにいる、本当の友達を
大切にすれば良かったのでは。

人間と鬼は、見た目が大きく違います。警戒してしまい、なかなか信用してもらえないのは仕方ない。。
仲良くなる為には、少し時間がかかります。芝居なんかせずに、二人で力を合わせて
少しずつ歩み寄れば良かったのでは。

自己犠牲も、後から、ハッピーエンドならいいのですが、永遠のお別れとなると
どちらにとってもいい方法だったとは思えません。

娘が幼稚園まで、大好きだったアンパンマン。自分の顔を食べさせて救います。
後から、ジャムおじさんとバタコさんが新しい顔を作るからいいんですけどね。

これも自己犠牲。少し、我慢して分け与える気持ちは大事だけど、正直、そこまでしなくてもと思います。
誰かを思いやる気持ちは大切です。しかし、何かを得るためには何かを失うのは違うと思う。

いい話なんですよ。友達を思いやる感動作。
自分が、子供の時は、どう思ったんだろう。
きっと、大人になって、考え方が変わってきたんだろうな。

ラストシーンの涙、どう思いましたか?

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