不妊治療保険が4月に解禁というニュースについて思うこと

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不妊治療保険が解禁されます。4月からですね。金融庁が本日発表しました。
これは、進歩なんだろうか? 待っていた方もいると思うので進歩ですね。

私は、簡単に子供を授かりませんでした。
娘と出会うまでに、結婚してから7年かかりました。

その前には、空に忘れ物を取りに行った子がいます。
あえて話さないけど、別に隠してもいません。

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不妊治療保険とは

まず、不妊治療は高額です。体外受精ですと何十万。年間100万を超えることもあります。
有名な遠くの病院に通えば、交通費だってかかります。

自由診療なので、病院側が決めた金額となります。

なぜ、そんなに高額なのか? 保険が適用されないからです。

今回の不妊治療保険は、公的な健康保険、国民健康保険とは別の、民間の保険会社が販売する商品です。
医療保険の一つです。具体的な商品設計は、まだこれからです。

保険業法で認められていなかったから、この話はあっても、販売できなかった。
それが、解禁されました。2014年1月の時は見送りになりました。遅いって感じですね。

今後、一斉に販売されるでしょう。
わかりませんが、今、不妊治療をしている人は、対象外になるのではないでしょうか。
保険なので、その可能性がある前にかけるってことですよね。

どうやって告知するのか、診断は? 夫婦一緒に? 掛け金は? 年齢制限は?
年齢によっては、掛け金が高くなりそうですね。
2人目不妊は対象外? どうなるのでしょうか。 いろいろと疑問です。

県や市の助成制度

現在は、自治体ごとに、助成制度があります。

不妊症と診断を受けて、治療を開始すれば受けられます。

これは、住んでいる市町村によって違います。

例えば、私の市の場合、検査と人工授精まで。限度額は1年で5万円。

その代り、県の特定不妊治療の助成制度があります。
こちらは、指定医療機関で受けた特定不妊治療(体外受精・顕微授精)が対象です。
通算回数に制限はありますが、1回15万円です。

初めて助成を受ける人で、治療開始時の妻の年齢が40歳未満の場合、43歳までとなっています。

あとは、医療費控除。

ないよりは助かりますが、これでは、足りないんですよね。
治療が進めば、それだけ高額になります。

その負担を抑えるために考えられたのが、今回の不妊治療保険です。

なぜ、公的な健康保険が使えない?

これは、病気ではない。日常生活を送るうえで、必ず必要な治療ではない。
正常な出産、分娩費用も同じです。

生活の質の向上の為という考えですね。

検査の上で、妊娠を妨げる原因となる病気が見つかった場合、その治療は保険適用です。

治療に、長期間かかり、財政を圧迫するという面もあります。

禁煙外来は条件付きですが、健康保険適用です。けど、不妊治療は適用外。

感想

治療を進めたくても、金銭面で諦めないといけない夫婦もいます。

治療には時間も大切です。妻の年齢です。この金銭的負担は若い夫婦には厳しい。
けど、お金を貯めるとしても、高齢になればなるほど妊娠しにくくなる。

不妊治療に備えて、仕事を辞めたくても、お金がいるから、仕事を辞められない。
周りに、不妊治療の為に遅刻します。早退しますって言いづらい。

治療中で、身体がしんどくても休めない。
けど、仕事をしていた方が気が紛れる。家で赤ちゃんのことだけ考えているよりはいい。
これも、どちらがいいのか、わからないのですが。

ちなみに、夫婦で、もし730万以上の年収になると、助成制度は受けられません。

ただでさえ、精神的な負担が大きいのに、金銭的不安も重なり、先が見えず、辛い思いをします。
なので、健康保険を適用して欲しいと思います。

今回の民間の保険解禁は、1つの光のようであり、健康保険は適用されないということを改めて認識させられたような気もしました。

他の病気と一緒のようには適用は難しいと思う。ナイーブな問題です。
治療をどこまで必要と捉えるか。
健康保険適用となったらなったで、治療が必要な病気ということに世間的に認識されます。

それも、嫌なんですね。矛盾していますが、精神的に追い詰められることだと思うんです。
治療したら妊娠できるというものでもない。人に言われたくない。

だったら、条件付きで。ここまでの検査と、この治療までは。それでもいいと思う。
助成制度のように、あるところまででもいいから、健康保険の可能性を考えて欲しいです。
今回の不妊治療保険で、気持ち、金銭的に救われる人が多いことを願います。

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